施術お役立ち情報

 

【一回で全て治るのか】 2016/4/13

施術をお受けになる方が一番気になる問題かと思います。

状態にもよりますが、初回施術前時点で起こっていた痛みや硬直が施術終了時に感じないようになっていただくのは多くの場合で実感いただけると思います。
他社様でもここまではある程度以上の技術水準なら出来る所はあるでしょう。

ただし…
その後、徐々にであったり、急速にであったりの差はあれども、元に戻る事が少なくないですよね。当店でも一回施術をお受けいただいただけだと徐々に戻ってはいきます。
硬直した筋肉や、不調を感じる部分のみを必要以上に強く、長時間しげきするような、やり方に無理がある場合だと、段々状態が悪く、高頻度で不調を起こすようになる事すらあるかと思います。

しかし、当店は骨と筋肉、繋ぐ腱、靭帯の動き整える技術を用いるため、施術直後は骨、筋肉、腱、靭帯の動きが適正化されて

身体のどの部分が上手く作動できていなかったから不調が起こったのか
修正したときに動き、姿勢がどうなるか

を実感していただけます。

その修正目標を実感しやすい状態を作りつつ、低負荷の体操を途中、施術後に入れていきます。
ご自分だけで動いていただくものもございますが、全てご自分では動かしづらいものもありますので、私が動きをアシスト(補助)したり、動きやすい誘導方向に抵抗を掛けたりして整えます。

これを週に1~3回程度で3週間程繰り返すと、日常での姿勢、動きを適正化する本来人間がもっていた感覚が蘇ってきます。

不調の大元の原因となる骨格と筋肉の動きのズレを修正してしまうのです。
因みに、このノウハウはスポーツの障害予防、パフォーマンスアップにも絶大な効果を発揮します。

文面にすると難しく感じられる方も少なくないかと思いますが、一度お受けいただければ、感覚的にも多くの方に非常に分かりやすい物となっております。
お気軽にお申し付け下さい。


【その筋肉疲労は筋肉自体の疲労だけで起こっているの?】2016/03/21

先日行われた東京マラソン。
参加者も多く、開催規模も非常に大きい一大イベントとして定着しましたね。

今回はマラソンに限らず運動をした後に起こる筋肉疲労から起こる筋肉痛についての記事です。

普段より長時間であったり大きな力を出す作業、運動を行った後でくる筋肉痛、関節痛…

筋肉を酷使したから起こる…

間違いではないのですが、この硬直を伴った不調を筋線維をもみほぐしたり伸ばしたら治まるのか?


実際は筋肉が硬直を起こすような状況になった時には骨、筋肉と繋いでいる腱、靭帯の動きもずれてしまっている事による拒否反応で痛、硬直が強まっている事が非常に多いようです。

硬直は、痛を伴っていて、そのままの状態で負担を掛けると大きな故障を起こしやすのでネガティブに捉えられがちです。
しかし、硬直自体は前文のように筋肉と骨格のズレが少なくない要因として安全装置のように働いている側面があります。

ここを修正せずに、安全装置の働いている筋肉だけを揉みほぐしたり、伸ばそうとすると…

安全装置の作動要因を修正せずに直接解除しようとする事になるので、当然ながら中々ほぐれません。
それを無理やり解除しようとすると、必要以上に強い力や長時間を硬直している部分にダメージを与える事になります。

サイドブレーキを掛けたままだったり、ギアが咬みあっていないままスピードが出ないとアクセルを更に踏み込んだら…

ダメージが深くなるのは勿論、近い状況が起こった時の硬直がより強く、より起こりやすくなってしまい、故障の起こりやすく、疲れやすい身体になっていってしまいます。

当方はこうならないように、まず骨、腱、靭帯と筋肉の動きのズレを整えて(安全装置の作動要因になった事を整えて)から、必要最小限の圧力で仕上げます。

筋肉と骨格(骨、靭帯、腱)の動きを整える物で筋肉だけに集中した刺激でないので、前日や直前に行っても緩め過ぎたり力が入りにくくなるという事はありません。

短時間で疲労を落として、動作に必要な全身機能をより使いやすく整えます。
一般的な手技の倍以上の時間で行う手技より疲労を落とせる自負がございます。

1軒トータル60分からの受け付けになりますが、複数名でのシェアは60分より大歓迎です。
疲労具合によってはお一人辺りは2~30分でもはっきりとわかる充分なリフレッシュが見込めます。

また、筋肉事態メインの一般的なアプローチだと、直前や前日辺りに受けると緩み過ぎたり、調子が狂ったりすることが起こりやすいのですが、骨、靭帯、腱を整えるやり方ですと、

きちんと動きやすく、ダメージに強い状態になっていただけます。

勿論、終了後のケアにも対応出来ます。
ぜひご利用下さい。

 

【足の冷え対策】2016 3 20

「末端の冷え(手先、足先)」

地味に辛いですよね。

冷えた状態とは末端(手先、足先)の毛細血管の血流が非常に弱く
代謝熱が低い状態です。

この状態は単純に冷たい、寒いだけにとどまりません。

○代謝不良による劣化

血液の循環とは

養分、酸素等の運搬(動脈)
老廃物の排出(静脈)

があります。足先の冷えの場合は平時に低い位置にある為、
重力に抗うことになる静脈の老廃物の排出(内臓に送る)が
著しく悪くなる事が冷え、劣化の原因となる事が多いようです。

○不眠

血液量は体重の1/13(7~8%)位で、1/3の出血が致死量と
言われています。女性は多少の例外期間があるものの基本的に
大きな増減はありません。
その血流が末端にあまりまわらない状態というのは、反面集中しすぎる部分が出てきて、
自律神経がコントロールする交感神経(興奮、集中)、副交感神経(鎮静、緩和)の働きを狂わせる原因にもなります。悪影響として起こりやすいものに

睡眠
感情のコントロール
食欲(満腹中枢)のコントロール

があります。


【解決策】
日頃靴で動かしていない末端の筋肉をよく動かしてあげる事で
筋肉の持つ血液を送り出すポンプ作用を働かせる事が最善の策となります。

今回は足先の簡単なストレッチと運動種目(エクササイズ)をご紹介します。
これは足の冷え対策でありながら、外反母趾対策にもなります。
場合によっては自然な眠気を呼び込める場合もあるようです。
但し、日頃ハイヒール、革靴に足を押し込められている方、体水分中のナトリウム濃度(塩分)
が足りていない方は無理をすると攣ってしまうので、苦痛のない範囲でゆっくりと行ってください。

【ストレッチ】

中足指節関節(足指の根元)を反らすように、足底筋(土踏まず)を伸ばします。

上記の逆で足の甲を伸ばします。意外にここで攣るケースもあるので慎重に行ってください。


足底側から足と逆側の手指を足指の間に挿し込みます。

【エクササイズ】

各10~30回を疲れずかつ暖まるまで行ってください。
最初は自力で動きにくい(特に外側)方もいると思いますが、手で補助しても構いません。
但し脳から動く命令は出して行って下さい。

①中足指節関節(足指の根元)から足指全てを背屈(反らす)します。
この時足底筋(土踏まず)が伸び縮みしている感覚を感じながら行ってください。(手指で触りながらでもいいです)


逆の動きですが、ここでも攣るケースもあるので慎重に行ってください。

②①の動きに足指を開く動きを加えます。(①でつりそうだった方は無理しないでください)

③更に慣れたらこういった動きもチャレンジしてみて下さいね!

http://ameblo.jp/tyuoudo/entry-11987278328.html


【なぜ刺激は強過ぎるとよくないのか?】2016 3 19

極端に強い圧力の刺激をお求めになる方が時々いらっしゃいます。
しかし、基本的に当方では闇雲に強い刺激を入れる事を推奨しておりません。

理由は、硬直している箇所を強引につぶす施術は、一時的な快感刺激になっても、無駄に損傷、後のだるさを助長する為です。別の言い方に変えたら、傷口を掻き毟ったら一時的にはスッキリするが傷口自体はより惨くなるようなものなのです。
また、繰り返してるうちに、日常での力み癖を助長して悪化しやすくなる悪循環に陥りやすくなります。

肩こり、腰痛、足の疲れ等は、姿勢の崩れやお仕事、生活動作等が原因になって、筋肉の使い過ぎ、使わな過ぎによって起こった血行不良からの不快感が起こる場合が多いのですが、原因、状態、経過によって

ご本人様が一番気になる個所にすぐに着手するのが好ましい場合

がいいこともありますが、

神経連動や動作連動している別箇所からの間接的刺激からが好ましい場合
(この段階で治まってしまう事もあります。)



まずストレッチング、他動運動(当方がお客様の関節を動かす)、徒手抵抗運動で筋肉の伸縮を伴った方が好ましい場合

といった対処がございます。

当方は上記から総合判断し施術に入ります。
骨靭帯腱調整で骨と骨格、繋ぐ腱、靭帯を整えてから
ポイントを位置、角度、入れ方を正確に

無駄な微細な毛細血管の損傷を最小限に収めて

かつ最大限に効果的手技信号を送る

といった事に注意しながら進めさせていただきます。
ただし、状態が著しく芳しくない場合は、痛みを抑えて行うのが困難な場合もございます。
その場合も、最小限になるように配慮させて戴います。


強め希望の方にも2タイプいらっしゃって

①こちらが安全上お断りする箇所も含めてとにかく強い刺激でないとダメという方

②的確な刺激で響く感覚や事後の状態の変化でご納得いただける場合


①の場合は神経感覚が麻痺している、刺激自体への快感といったケースですので、当方とはしましては安全上、健康上リクエストにお応え出来ません。残念ながら相性が合わないケースです。

②の方の場合は、途中以降は非常にご満足いただけております。実は長くご利用いただけるお客様が多いのはこのケースです。

皆様が健康で活力を取り戻されて生活していただけますよう一つの選択肢としていかがでしょうか!


http://ameblo.jp/tyuoudo/